折尾

1977年、2歳のときに平野啓一郎は母方の実家がある福岡県北九州市八幡西区折尾に引っ越します。その後、高校を卒業するまでずっとこの地で過ごします。
平野啓一郎の故郷
写真は平野啓一郎が育った折尾の辺り。青山真二との対談で当時の地元の様子を語っていますが、「置き去りにされ、没落しつつある重化学工業都市」といったイメージのようです。管理人も行って見てきましたが、たしかにそうした雰囲気はありました。鴎外は十歳で上京した後、故郷津和野には一度も帰郷しなかったが、私も故郷が単純に好きということはなく、矛盾する感情を抱いています。私の故郷の原風景というのは、鉄がむき出しになっている製鉄所と、もくもくと立ち上がる煙です。ここがイタリアのベネチアみたいな美しい街だったらどうなっていたか分かりませんが、内面に向かわざるを得なかったという部分はあると思います。(西日本新聞)
| 平野啓一郎ブログTOP |

