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「決壊」第一章について





前回の記事に「平野啓一郎は時にストレートに作者の意見を作中人物に語らせます」と書きましたが、意見だけでなく、実体験もけっこう作品に反映させています。それは「決壊」にも顕著で、たとえば第一章は、新幹線の車内に人々が閉じ込められた状況から始まりますが、これはそのまま平野啓一郎の実体験(エッセイ「乗り合わせた人々」)から来ています。また舞台となる町の名前も、平野啓一郎の故郷近くの「小倉」(上の写真は小倉駅)であったり、「戸畑」であったり、現在の平野啓一郎の住処らしい「新宿近辺」だったりします。そして妊婦の体内で「場所を許される」存在についての話も、こちらの講義で話しているように、平野啓一郎がヨーロッパを旅行中に車窓から「牛」を眺めて考えていた話です。かつて「『フェカンにて』」で採用したような作者と作品を意図的に重ねて読者の感情移入を誘う方法なのでしょうか?



大きな本屋ではどこでも別格扱いの宣伝されてますね「決壊」。さすが新潮社のエース。かなり売れてそうです。

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2008年06月26日 2008年 トラックバック:0 コメント:0

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