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金閣寺論


単なるエピゴーネンと言われるのは不愉快ですが、三島由紀夫には親近感を覚えます。三島の言う絶対者、具体的には天皇すなわち人間と天照大神とが直結する現人神のイメージは、キリスト教の受肉という概念にきわめて近い。ラテン的な神秘主義の坊さんがエロティックに神を夢想するのと近いというのが、僕の三島理解です。芥川の死に関して、三島は、死は芸術家の敗北であり、老いさらばえようと創作し続けるのが芸術家と書いていますが、彼自身は文人でなく、武人として死ぬことを選びました。にもかかわらず、三島の死が興味深いのは、死によってあらゆ る矛盾が神秘的に解決されるだろうとする彼の予感にあります。(PLAYBOY)

平野啓一郎といえば三島由紀夫です。幸か不幸か「三島由紀夫の再来」として世に出てきたために常に比較され続け、デビュー十年が経つ現在でも三島がらみの仕事、交流は途絶えることがありません。上記のコメントは99年のものですが、07年にはついに「金閣寺論」なるものを上梓しました(モノローグ収録)。平野啓一郎の論理的思考が詳細に読み取れます。

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2008年04月11日 2007年 トラックバック:0 コメント:0

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